EC担当者が知っておくべき、通販の専門用語集!

公開日:2021年10月18日 最終更新日:2021年10月26日

ここでは、通販(EC)でよく使用する専門用語の意味について解説しています。
大きく「通販基本用語」「通販分析用語」「通販集客用語」に分けて掲載していますので、EC(通販)サイトのご担当者はぜひご活用ください。

 

通販基本用語

ECサイト(electronic commerce)

ECとは「electronic commerce」の略で、電子商取引の意味です。
ECサイトは商品販売を目的としたWebサイト、いわゆる通販サイトを指し、ネットショップやEコマースなどとも呼ばれます。顧客はスマートフォンやPCを使用し、商品情報を確認できるだけでなく、注文・決済の全てをインターネット上で完結できます。口コミ(レビュー)やお問い合わせフォームなどにより、双方向のコミュニケーションを取り入れ、売上アップやファン獲得につなげることも可能です。

 

検索エンジン

検索エンジンは、ユーザーがWebページや画像、動画を検索するために使用するものです。
また、情報や商品について調べる際に、キーワードによって検索し表示するシステムのことを指します。検索窓と呼ばれるボックスに、キーワードを入力することで、世界中のWebサイトから関連性の高い情報を表示してくれます。GoogleやYahoo!が提供しているサービスで、常にチェック機能が働いています。Webページに問題があったり、不適切だったりして価値がないなどと評価されたサイトは、検索対象から除外される可能性があります。

 

ファーストビュー

ファーストビューとは、ユーザーがWebサイトに訪れた際に最初に目にする画面のことで、スクロールせずに見ることができる画面領域を指します。
端末によって表示される領域は変わり、スマートフォンやPCは画面サイズが限られているため、最初に表示されるのはWebページの一部となります。分かり難かったり興味のない内容だとユーザーは読む気が失せて、別のWebサイトへ移動してしまいます(この状況を離脱といいます)。ファーストビューは全員が見る画面なので、興味が持たれやすい情報を掲載し、Webサイトの魅力を分かりやすく伝えられるようこだわった内容にすることが大切です。

 

UU(ユニークユーザー)

UUは「Unique User(ユニークユーザー)」の略で、ある期間内にWebサイトを訪れた閲覧者の数の単位を表しています。IPアドレスやクッキーによって閲覧者が区別されるため、同一閲覧者が複数回Webサイトを訪問しても1回とみなされます。

 

PV(ピーブイ)

PVは「Page View(ページビュー)」の略で、一定期間内にそのWebページがアクセスによって表示された回数を指します。
5人が1回ずつページを開くと5回、1人が同じ閲覧環境で5回開いても5回とカウントされます。PV数が多いほど注目されていることを意味し、通販会社のECサイトへのアクセス量を判断する基準の1つとなります。

 

CV(コンバージョン)

CVは「Conversion(コンバージョン)」の略で、Webサイトの目標・ゴールのことです。
Webサイトにコンバージョンを設定することで、目的を持って改善でき、より効果的なページを作ることが可能です。ちなみにECサイトのコンバージョンは、ほとんどが「商品の購入」となります。

 

CVR(コンバージョン率)

CVR(コンバージョン率)は「Conversion Rate(コンバージョンレート)」のことで、全ユーザーのうち、コンバージョン(商品購入、会員登録、資料請求等、何らかの収益に結び付く最終的な成果)に至った割合をコンバージョンレートと呼びます。
ECサイトの場合、訪問したユーザー(アクセス数)のうち、購入に至ったお客様の人数の割合を指し、例えば100人中5人が購入された場合、CVRは5%となります。Web広告やサイト運営の費用対効果を図る上で重要な指標とされ、商品ジャンルによって目安は違いますが、コンバージョンレートが1%以下の場合は、デザインや説明文の不足など、何か問題があると考える必要があります。

 

カゴ落ち

カゴ落ちとは、ECサイトで顧客が商品を選び、ショッピングカートに入れたまま購入せずに離脱してしまう状態のことを指します。

 

離脱率

離脱率とは、そのWebページを最後にWebサイトから離れてしまった割合を指します。他のサイトに移動することを「離脱」といいますが、離脱したセッション(直帰含む)÷ページビューで算出されます。離脱率の高いWebページは何らかの改善が必要です。

 

通販分析用語

顧客分析

顧客分析とは、自社の商品やサービスを購入してくれた顧客がどの層に当てはまるのか、どのような購買行動をしているかを分析することです。
RFM分析やCPM分析などが有名で、さまざまな分析手法がありますが、LTV分析やF2転換率分析などが通販業界では特徴的とされています。マーケティングや販促活動には、商品、訴求内容、タイミング、販売チャネルなど、ターゲットとなる顧客への適切なアプローチが必要で、購入履歴による顧客分析は、優良・一般・休眠・新規顧客などそれぞれに適した施策が不可欠です。

 

RFM分析

RFM分析とは、顧客分析の代表的な手法の1つで、顧客のグルーピングとランク付けを行うことです。顧客の購買行動を「Recency (最新購買日)」「Frequency (購入頻度)」「Monetary (累計購買金額)」の3つの指標で分類・分析します。顧客分析を行うことで、セグメントされたグループごとに適切なアプローチが可能となります。

 

アクセス解析

アクセス解析とは、自社が管理するWebサイトのユーザーの訪問履歴(アクセスログ)を解析すること、または分析をするツールを指します。
訪問者(アクセスユーザー)数、閲覧ページ(PV)数、ユニークユーザー(UU)数などのサイトアクセスに関する情報を記録・集計し、どんなユーザーがどのページを閲覧し、どのようなキーワードで流入しているかを把握できます。アクセスルート、時系列の推移、閲覧ページなどを分析することができ、Webサイトの改善や作り込み、マーケティングに活用することができます。

 

LTV(エルティーブイ)

LTVは「Life Time Value(ライフタイムバリュー)」の略で、顧客生涯価値を指します。
1人の顧客が長期的に(生涯を通して)商品やサービスを購入する金額の指標で、CRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)の1つとして重要となるものです。顧客の生涯価値、寿命価値とも呼ばれ、1回の購入金額に生涯の購入回数を掛け合わせて算出します。この数値が大きいほど優良顧客とされ、いかにその数を増やすかが課題になります。

 

CPO(シーピーオー)

CPOは「Cost Per Order(コストパーオーダー)」の略で、既存顧客を含め注文を獲得するためにかかったコストのことで、ダイレクトマーケティングの結果を測定する重要な数値の1つです。
売り出しのためにかかった通販広告などの全コストを注文数で割り、1件の注文を獲得するのに使用した費用を算出します。例えば、全コストが300万円で注文数が600件の場合、1件の受注費用=CPOは5,000円となります。通販会社の課題として、どのようにCPOの低いプロモーションを保持するかが挙げられます。粗利益率目標が50%の場合、1件当たりの販売金額は1万円以上でないとプロモーションは失敗とされます。

 

リターゲティング広告

リターゲティング広告とは、自社の商品ページなどに一度でも訪れたことのあるユーザーに、再来訪を促すWeb広告を配信する手法のことです。
ネットワーク内のWebページにユーザーがアクセスした際に、Cookieの訪問履歴を利用して広告を表示させることができます。ユーザーをターゲティングして配信することで、より興味を持つユーザーにピンポイントにアプローチすることが可能となります。

 

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは、商品の魅力だけを積極的にアピールして売ろうとするのではなく、ターゲット(見込み客)にとって価値が高く、興味のありそうなコンテンツを発信・提供して商品に関心を持ってもらい、購買してもらう手法のこと。コンテンツでは商品そのものの情報には触れずに、ターゲットに有益な情報を提供することがポイントとなります。

 

通販集客用語

CPA(シーピーエー)

CPAは「Cost Per Acquisition(コストパーアクイジション)」の略で、1人の顧客を獲得するのにかかっている平均費用のこと。
ECサイトでは「かけた費用(広告費)÷獲得した顧客数」で表され、インターネットを使った広告で1人当たりの顧客獲得コストのことを指します。効率良く顧客を獲得できればCPAは小さくなり、通販会社は、CPAの低い通販広告やキャンペーンを探すことで、より効率的に顧客獲得を行うことができます。

 

リピート率

リピート率とは、商品を初めて購入した顧客のうち、2回目以降の購入顧客(リピーター客)へ移行する割合のことです。
EC通販のビジネスモデルとして、初回購入客が2回目、3回目とリピートすることが新規顧客の獲得と同様重視されています。リピート率(%)は、リピート顧客数(人)÷新規顧客数(人)×100で算出します。

 

LP(ランディングページ)

LPは「Landing Page(ランディングページ)」の略で、ユーザーが通販会社のWebページにアクセスする際の最初の入り口のこと。
新商品や主力商品、キャンペーンの紹介がメインで、検索エンジン(GoogleやYahoo!など)を通して訪れる場合、ホームページのトップページ以外がランディングページになることが多いとされます。サイトからの離脱率を抑えるためには、ユーザーの目的に合ったページを準備することが大切で、コンバージョン率を高めようと試みる手法をランディングページの最適化といいます。

 

ステルスマーケティング

ステルスマーケティングは「ステマ」とも呼ばれ、商品やサービスなどのプラスになるコメントを広告だと気付かれないようにブログなどに書いてもらう行為で、いわゆる「サクラ」「ヤラセ」などの一種です。
ターゲットが興味を持つような話題から切り出し、最終的に商品の特長をアピールするなど、一見広告に見えない作り込み(記事広告など)によって消費者に興味喚起を行います。通常の記事と区別するために「広告」「PR」と明示し、販促・広告活動と分かるようにしなくてはなりません。

 

リスティング広告

リスティング広告とは、検索エンジン(GoogleやYahooなど)の検索結果ページに、ユーザーが検索したキーワード(検索語)と関連性の高いWebサイトを有料で上位表示できるインターネット広告のこと、またはその仕組みを指します。
「Google AdWords(グーグルアドワーズ)」と「ヤフープロモーション広告」があり、一般のWebサイトに掲載される広告よりも興味を引きやすく、レスポンスにつながる確率が高いため、多くの通販会社が利用しています。出稿主(広告主)は、任意のキーワードを指定し、表示回数を自由に設定することができるため、小規模な通販会社でも利用しやすいメリットがあります。キーワードごとの人気度や実際にクリックされた回数から算出された利用料金を支払います。

 

口コミサイト

口コミサイトとは、商品、店舗、サービスなどに関する情報を投稿・閲覧できるWebサイトの総称です。
英語ではreview site(レビューサイト)といい、主に商品やサービスなどを実際に利用した一般消費者が使用後の感想、価格や企業側の対応、他のサービスとの比較などについて、それぞれの視点で投稿(書き込み)しています。一般的には、ショッピング比較サイトの機能やローカル検索と共に利用できる場合が多く、インターネットやSNSの浸透によって無視できない広告効果のあるWebサイトの1つとなっています。評価の内容や満足度が数値化されランキングで確認できるため、多くの消費者が商品購入検討の際に参考にする影響力の大きなサイトです。

 

アフィリエイト

アフィリエイトとは、Webサイトやブログの運営者が広告主の商品やサービス、キャンペーン情報などを紹介し、その広告情報を通じてユーザーが商品購入、会員登録、資料請求をした場合に、成果報酬を受け取ることができる仕組みです。アソシエートプログラム、成果報酬型広告、成功報酬型広告とも呼ばれ、提供会社には、楽天アフィリエイト、バリューコマース、A8ネット、アフィリエイトビーなどがあります。

 

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