ファンマーケティング・コンテンツマーケティングの参考に!独自の世界観に「指名買い」したくなる食品WEBサイト・通販サイト5選

公開日:2023年12月26日 最終更新日:2023年12月25日

近頃よく耳にする「ファンマーケティング」「コンテンツマーケティング」。

「ファンマーケティング」とは、商品やブランドに対して強い愛着を持ったファンを増やしていくことで中長期的に売上を拡大させるマーケティング手法です。ファンが増えることで、リピート率のアップや、ファンによる口コミによって新規顧客の獲得も可能です。

一方「コンテンツマーケティング」は顧客にお役立ちコンテンツ等広告以外の価値あるコンテンツを提供することによって見込み顧客を育成し、最終的には上記のファン化に繋げていく手法です。

どちらも価格競争から脱することが出来たり、LTV最大化が期待できる等メリットが多い販売戦略です。

 

今回はそんな「ファンマーケティング」「コンテンツマーケティング」の参考になる、独自の世界観を構築しファンが多い食品通販サイトをご紹介いたします。

 

よなよなの里

ファンマーケティングと言えばココ、といっても過言ではない公式サイト「よなよなの里」。
クラフトビール最大手ともいわれる「ヤッホーブルーイング」が運営するサイトで、コンテンツマーケティングの基礎「読み物」では、“ビールメーカー直伝!ぬるいビールを最短で冷やす方法【真夏日にガチ検証した結果】”や“渋谷でクラフトビールが飲めるお店11選 ビール屋スタッフが厳選!”等、直接商品には関係ないけれどビール好きならつい見てしまう魅力的な記事コンテンツが充実しています。さらに、ファンと企業が対面で繋がるリアルイベントも定期的に行っており、正にファンマーケティングの最前線を走るサイトと言えます。

よなよなの里

 

しろいし洋菓子店

ベイクチーズタルトやプレスバターサンドで一躍有名になった「BAKE」の新ブランドで2023年10月にOPENしたのが「しろいし洋菓子店」。
しろいし洋菓子店はなんと「架空のパティスリー」という設定の通販サイトで、商品を手に取った人が店の世界観に引き込まれる没入感覚を提供するブランドを目指しているとのことイラストで表現されたしろいし洋菓子店の上の階にはマンションがあり、その住人をイメージしたお菓子がそれぞれラインナップされています。例えば、「501号室 夜更かしのためのクッキー缶」「302号室 絵描きとリスの窓辺でかじるフロランタン」等、世界観が表現された商品は既にSNS等で話題です。

しろいし洋菓子店

 

格之進

岩手県のブランド肉・門崎熟成肉の専門店「格之進」。自らを「肉おじさん」と名乗る代表取締役は、家庭で行える肉汁が溢れる肉の焼き方理論「プール焼き理論」「水風船理論」「ロールスロール焼き」なるものを提唱してメディアでも話題で、取り扱い商品に対する説明や熱量を表現に落とし込めている秀逸な例と言えます
また、WEBサイトコンテンツは常に最前線を走っており、メタバース空間での店舗“格之進メタストア”を開設。ミートコンシェルジュが店舗に滞在する時間帯であれば会話し肉について質問するとオススメのお肉を相談することが出来、まるでリアル店舗での買い物を楽しむことができます。

格之進

 

リカマンオンライン

大手酒屋であるリカーマウンテンの通販サイト。「リカマンオンライン」の特徴はサイトすぐに表れる「スタッフランキング」リカマンオンラインではスタッフごとに商品提案をしています。EC通販スタッフだけではなく、同社社長や専務まで参加する本格的な力の入れよう。
もちろんスタッフによって酒の好みはバラバラ、自分と似た好みのスタッフを発見することが出来れば「この人が勧めているなら試してみようかな?」と興味を持ちやすくなります。
商品数が多い通販サイトには親和性の高いコンテンツと言えます。

リカマンオンライン

 

かわしま屋

ネットショップ作成サービス「カラーミーショップ」を利用する店の中から優秀なショップを表彰する「カラーミーショップ大賞2023」の最高賞を受賞したのがオーガニック食品等を販売する「かわしま屋」。
他紹介したサイトと比べると目新しい機能やサービスがあるわけではありませんが、商品ページに入り込んでみると、1つ1つの商品を丁寧に掘り下げた説明がされてあります。また、youtubeやInstagramでもコンテンツが定期的にアップされており、商品の魅力や活用方法を発信。正にコンテンツマーケティングの正統派のお手本と言えるのではないでしょうか。

かわしま屋

 

まとめ

食品業界において、競争が激化するなかで差別化を図り、消費者の心をつかむためには、効果的なコンテンツマーケティング・ファンマーケティングはこれから欠かせないものになりそうです。そのためには一貫したブランドイメージの発信も必要です。ブランドイメージの定着には、ショップオリジナルの箱やラベルなども効果的です。通販サイトの見せ方とあわせ、検討してみてはいかがでしょうか。

ショクビズを運営する株式会社丸信では、オリジナルのラベル・シールを作成できる「ラベル印刷シール印刷.com」や、化粧箱・ギフトボックス専門店の「紙箱・化粧箱.net」を運営しております。これまでの経験や実績をもとに、食品メーカーや小売店向けの相談やサポートも承っておりますので、ぜひご活用ください。

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