【食品EC通販】アフターコロナや価格競争に負けない!2024年のトレンド予想!

公開日:2023年11月10日 最終更新日:2023年12月20日

2023年も残りわずかとなりました。今年日本国内では新型コロナウイルスの5類移行を機に本格的にアフターコロナへ突入。

旅行や外食の機会が復活した反面、“巣ごもり需要”が減少していると見られ、食品通販マーケットでは右肩上がりであった売上が、昨年比較で横ばい、もしくは割れている店舗も多くなったと聞きます。

また、様々な原料の価格が高騰していることもあり、価格競争ではない差別化がより重要になると言えるのではないでしょうか。

そこでこの記事では来年に向けた施策のご参考に、主に通販マーケットにおける2024年の食品トレンドを予想します。

 

トレンド予想1.「植物ベース」「高タンパク食品」

健康意識の高まりや環境への配慮等から、プラントベース食品高タンパク食品は人気が継続されると思われます。

楽天市場のスイーツ部門ランキングで「素焼きミックスナッツ」が常に上位にランクインし、Amazonの欲しいものランキングでは「プロテイン餃子」等が人気を集めています。

参考:無塩・有塩からお好きに選べるラッキーミックスナッツ700g
参考:SOLIMO 味の素 PROTEINギョーザ 1kg

 

 

トレンド予想2.「購買行動の多様化による“尖り”の需要」

実店舗で見てECで購入する人や、X(旧Twitter)・Youtube・TickTok、ライブコマース等、様々なSNSで情報収集する人など行動が多様化しています。
例えば、インフルエンサーで言うとフォロワー数が多い人よりも、フォロワー数は少ないけれどもコメントに交流をしている人キャラクターが濃い人などの尖った要素が強い人の影響力が強くなりそうです。
また、商品にも同じことが言え、“好きな人が多い商品ではないけれど、一定層に強く支持されている尖った商品”の躍進に注目です。

参考:身体を芯から温める火鍋!生後6ヶ月未満のNZ産ラムしゃぶしゃぶ!

 

 

トレンド予想3.「ノンアルコール飲料」

アメリカの若者の間で、あえて酒を飲まない「ソーバーキュリアス」という動きが注目されています。現に日本国内でも、低アルコール商品・ノンアルコール商品の拡大が目立ちました。この動きは2024年以降も拡大すると見られ、世界的にもノンアルコール市場は拡大すると言われています。

参考:イギリスのノンアルコールスピリッツ「SEEDLIP」

 

 

トレンド予想4.「ネオ和菓子」「進化系和菓子」

韓国や台湾、南米などの海外の食文化を取り入れたスイーツが例年流行しています。例えばスペインのバスク地方発祥のチーズケーキや台湾の台湾カステラ、イギリスのマリトォッツオ、韓国の10円パン等。
そんな中、2024年に予想するのは日本伝統の和菓子を進化させた“ネオ和菓子”。
ネオ和菓子とは、例えば和菓子に洋素材をミックスしたりフルーツを取り入れたり、見た目を華やかにしたりと定番をアレンジしたものです。既に人気の商品も多いですが、まだまだマーケットニーズはありそうなトレンドジャンルです。

参考:羊羹ファンタジア Fly Me to The Moon

参考:鴻池花火

 

 

まとめ

2024年のトレンド予想はいかがでしたでしょうか?
ショクビズを運営する株式会社丸信では、商品企画のサポートやOEM商品を探せる食品開発OEM.jpを運営しています。トレンドを加味した新商品の開発の際にはぜひご活用ください。

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