失敗作から生まれた新素材  焙煎ごぼうの新スイーツ素材*を開発! *カカオ不使用のチョコレート風食品

公開日:2023年6月27日

食品の製造・販売を行う株式会社あじかん(代表取締役 社長執行役員:足利 直純、広島市西区)は、焙煎ゴボウを主原料としたチョコレート風の食品素材を新開発。MelBurd(メルバード)と名付けて特許・商標を出願している。
また、『MelBurd』で作ったチョコレート風食品を、11月から応援購入サービス Makuake(マクアケ)にて先行予約販売を開始するという。

当社は、主力商品でもある焙煎ゴボウの新たな可能性を発掘するため、素材の機能性研究から製造技術開発、用途開発研究を日夜行っている。そのような中で、「焙煎ゴボウ油脂の混合品」がチョコレートに似た風味を持つことを発見。さらに調べてみると、市販のチョコレートから検出した10種類の香気成分のうち、8種類の成分が共通していることを発見、本新素材の開発に至った。

開発者によると、「はじめは、プラントベース食品の開発中に偶然できた失敗作でした。」といい、どことなくチョコレートっぽい風味を感じ、何か可能性があるのではと研究。ごぼうの粒子を限りなく小さくすることでチョコレートのような優しい口どけを再現した。

焙煎ごぼう独自の香ばしさを残しつつも、言われなければゴボウだと分からないほど「チョコレートに似た風味」を有しているという。その特徴的な風味や口どけを洗練するために、百回以上の試作をくり返し、素材の完成度を高めた。特に後味、香り、口どけには徹底的にこだわり、子どもから大人まで幅広く親しまれる美味しさを追求。さらに栄養面においても、ごぼう由来のイヌリンやポリフェノールを豊富に含み、ノンカフェインでもあるため、幅広い層に食べやすい新素材に仕上がったという。

▼株式会社あじかん
https://www.ahjikan.co.jp/