【2026年ハロウィン調査】20~40代の約5人に1人が食品を購入、「見た目」が商品選びの1位に

秋のイベントとして定着したハロウィンでは、実際どのくらいの人が食品やお菓子、飲料を購入しているのでしょうか。
ショクビズ編集部では、全国2,000人を対象にハロウィンの食品購買について調査しました。購入率は全体で12.8%でしたが、20~40代では約2割に。また、購入者の商品選びでは「ハロウィンらしい見た目・デザイン」が「味・品質」や「価格」を上回る結果となりました。
今回は、ハロウィンに食品・お菓子・飲料を購入した人の実態から、食品事業者が商品企画や販促で注目したいポイントを紹介します。
今回の調査で分かったこと
今回の調査では、次のような結果が得られました。
- ・ハロウィンに食品・お菓子・飲料を購入した人は12.8%
- ・20~40代では購入率が約2割
- ・購入目的は「自分で楽しむため」47.9%が最多
- ・購入商品は「チョコレート・キャンディ・グミなど」55.2%が最多
- ・購入者の67.3%が3,000円未満を支出
- ・購入場所は「スーパー・量販店」62.4%が最多
- ・商品選びでは「ハロウィンらしい見た目・デザイン」30.3%が、「味・品質」21.2%、「価格・お得感」18.8%を上回る
では、それぞれの結果を詳しく見ていきます。
ハロウィン食品の購入率は12.8%、20~40代では約2割
全国2,000人を対象としたスクリーニング調査では、今回のハロウィンに食品・お菓子・飲料を購入した人は255人。購入率は12.8%でした。
年代別に見ると、
- ■20代:19.5%
- ■30代:20.2%
- ■40代:19.7%
となり、20~40代では約5人に1人がハロウィンに関連する食品・お菓子・飲料を購入しています。
一方、50代は10.5%、60代は4.0%、70代以上は4.7%となりました。

性別では男性10.9%に対し女性15.7%、子どもの有無では「子どもなし」11.3%に対し「子どもあり」14.6%でした。
ただし、ハロウィン食品は子どものいる世帯だけに購入されているわけではありません。購入した人に目的を聞くと、別の一面が見えてきます。
購入目的1位は「自分で楽しむため」47.9%
ハロウィンの食品・お菓子・飲料を購入した165人に購入目的を聞いたところ、最も多かったのは「自分で楽しむため」47.9%でした。
続いて、
- ■家族と一緒に楽しむため:43.6%
- ■子どもや孫のため:28.5%
- ■友人・知人と楽しむため:17.0%
- ■パーティーやイベントで食べるため:17.0%
となっています。

「子どもや孫のため」よりも「自分で楽しむため」が多かったことから、ハロウィンは子ども向けのイベントだけではなく、大人自身が季節イベントとして楽しむ機会にもなっていることがうかがえます。
同じ20~40代でも、30代は自分用、40代は家族で楽しむ目的が目立つなど、年代によって楽しみ方に違いが見られます。
年代別では、30代で「自分で楽しむため」が67.7%、40代では「家族と一緒に楽しむため」が60.5%となりました。
食品事業者にとっては、「子ども向け」に限定するのではなく、大人が自分用に購入したくなる商品や、家族で楽しめる商品という視点も重要になりそうです。
購入商品はチョコ・キャンディ・グミが55.2%で最多
実際に購入した商品では、「チョコレート・キャンディ・グミなどのお菓子」55.2%が最も多くなりました。
続いて、
- ■クッキー・焼き菓子・洋菓子:50.3%
- ■ケーキ・プリン・シュークリームなどの生菓子:43.6%
- ■ロウィン限定・期間限定のお菓子や食品:37.6%
- ■惣菜・ピザ・チキンなどの食事メニュー:20.0%
となっています。

定番のお菓子が上位を占める一方で、37.6%が「ハロウィン限定・期間限定」の商品を購入しています。
必ずしも新しい商品を開発しなくても、通常商品のパッケージやデザイン、見せ方をハロウィン仕様にすることで、季節需要を取り込める可能性があります。
購入金額は3,000円未満が約7割
ハロウィンの食品・お菓子・飲料に使った金額は、
- ■1,000円未満:24.2%
- ■1,000円以上~2,000円未満:20.6%
- ■2,000円以上~3,000円未満:22.4%
となり、3,000円未満が合計67.3%でした。

一方で、3,000円以上使った人も32.7%います。
年代別では、3,000円以上の割合が30代で38.7%、40代では42.1%となりました。
20~40代は購入率が比較的高いだけでなく、30~40代では一定額を支出する層も見られます。
ハロウィン向け商品では、手に取りやすい価格の商品だけでなく、家族で楽しめるセット商品や複数商品を組み合わせた提案も考えられそうです。
購入場所は「スーパー・量販店」が62.4%
購入場所で最も多かったのは、「スーパー・量販店」62.4%でした。
続いて、
- ■百貨店・デパート:30.9%
- ■菓子店・洋菓子店・食品専門店:29.7%
- ■コンビニエンスストア:28.5%
- ■Amazon・楽天市場などの総合ECサイト:17.6%
となっています。

ハロウィン食品は、季節イベント向けの商品でありながら、日常の買い物の中で購入されるケースが多いことが分かります。
一方、20代では百貨店・デパートが43.3%、30代では41.9%、40代では菓子店・洋菓子店・食品専門店が44.7%となりました。
スーパーなどで手軽に購入される商品と、季節感や特別感を求めて百貨店・専門店で選ばれる商品では、求められる価値も異なる可能性があります。
商品選び1位は「ハロウィンらしい見た目・デザイン」
今回の調査で特に注目したいのが、「商品を選ぶ際に最も重視したこと」です。
最も多かったのは、「ハロウィンらしい見た目・デザイン」30.3%でした。
続いて、
- ■味・品質の良さ:21.2%
- ■価格の手頃さ・お得感:18.8%
- ■ハロウィン限定・期間限定であること:12.1%
となっています。

食品では一般的に味や価格も重要な要素ですが、今回のハロウィン調査では、イベントらしい見た目・デザインが最も多く選ばれました。
年代別でも、「ハロウィンらしい見た目・デザイン」を最も重視した割合は、
- ■20代:40.0%
- ■30代:38.7%
- ■40代:28.9%
となっています。
特に20~30代では、見た目やデザインが商品選びに関わっている様子がうかがえます。
ハロウィン商戦で注目したいのは「イベントらしさ」
今回の調査では、ハロウィン関連食品の購入率は全体で12.8%でしたが、20~40代では約2割となりました。
また、購入目的では「自分で楽しむため」が最も多く、商品選びでは「ハロウィンらしい見た目・デザイン」が味や価格を上回っています。
こうした結果から、ハロウィンの商品企画では、新商品を開発するだけでなく、
- ■期間限定パッケージにする
- ■ハロウィンを連想する色やモチーフを取り入れる
- ■家族や友人と一緒に楽しめる仕様にする
- ■食卓に並べたくなる見た目にする
- ■売り場で季節感が伝わるようにする
など、普段の商品に「イベントらしさ」を加えることも一つの方法といえそうです。
ハロウィンは、子どものためだけではなく、大人が自分で楽しんだり、家族と一緒に楽しんだりする食品需要も生まれています。
食品事業者にとっては、「誰に売るか」だけでなく、イベントをどう楽しんでもらうかという視点で商品やパッケージ、売り方を考えることが、季節需要を捉えるヒントになりそうです。
調査概要
スクリーニング調査
対象:全国の18歳以上の男女
回答数:2,000人
本調査
対象:ハロウィンに食品・お菓子・飲料を購入した人
回答数:165人
調査主体:ショクビズ編集部
※複数回答の設問では、回答割合の合計が100%を超える場合があります。
※年代別など回答数の少ない区分については、傾向を把握するための参考値として掲載しています。
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この記事のライター
ショクビズ編集部
企業の主な実績
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