目次
スーパーや小売店での課題となる「集客」。地域の競合店との差別化に悩まれている小売店様も多いのではないでしょうか。その1つの解決策として、店頭で行うイベントや販促キャンペーンについて、解説とアイディアをご紹介します。
店頭イベントがスーパーにとって重要な理由
スーパーの店頭イベントは、単に商品を売るだけでなく、お客様との関係を深め、店舗の活性化に繋がる重要な施策です。イベントを通して、お客様に楽しんでもらい、記憶に残る体験を提供することで、リピーターの増加や新規顧客の獲得が期待できます。
スーパーでの店頭イベントのメリットとは
スーパーの店頭イベントやキャンペーンは、単に商品を売るだけでなく、顧客とのコミュニケーションを深め、ブランドイメージを向上させ、売上アップに繋がる多面的で重要な役割を果たしています。
スーパーの店頭イベントやキャンペーンが、集客において重要な理由としては、以下のような点が挙げられます。
スーパーの新規顧客の獲得
イベントやキャンペーンは、普段の買い物とは異なる体験を提供し、顧客の興味関心を惹きつけます。イベントやキャンペーンを広告やSNSを通じて発信することで、これまでの固定客とは違った新しい顧客層を開拓することができます。
どのような顧客をターゲットにするかによって、イベントやキャンペーンの内容が変わってきます。
また競合店との差別化を図ることができ、周辺地域の顧客獲得につながります。
リピーターを作る、ファンを作る
イベントに参加していただいた顧客とは、通常の購買客より関係性を深めることが出来ます。イベントで獲得した顧客を、今後継続的なリピーターに育成していくためには、単発では終わらない継続的な刺激を作り出すことが必要です。
費用のかかる大きなイベントだけではなく、日常の買い物の中で小さな「お得感」のあるイベントや企画を実施することで、顧客の購買意欲を高め、リピート来店・購入につながります。
売上アップ
イベントやキャンペーンで目新しい商品やお得な商品を展開することで、顧客の衝動買いを促し、売上アップにも繋がります。また、普段購入しない商品や高額商品も購入してもらいやすく、客単価の向上に貢献します。
例えばスタンプラリーといった、店内や店舗を買い回るイベントを実施することで、客単価の向上のほか、来店回数の増加にもつながります。
店舗のブランドイメージ向上
地域企業のイベントと連携したり、地域に根ざした取り組みをすることで、地域への貢献度を高め、スーパーのブランドイメージの向上にもつながります。
イベントを通じ、社会貢献活動や環境問題へ取り組んでみることで、企業イメージを改善し、顧客からの信頼を得ることができます。
これら店舗のイメージ戦略は、中長期的にファン作りにつながります。
顧客のデータ収集、商品のマーケティング
イベントやキャンペーンへの参加者データを分析することで、顧客の属性や購買行動を把握し、より効果的なマーケティング戦略を立てることができます。
また、新商品の試食販売やアンケートなどを実施することで、顧客からのフィードバックを得て、新商品の販促に活かすことができます。食品メーカーとコラボしても良いでしょう。
効果的な店頭イベントの企画のポイント
スーパーでの効果的な店頭イベント企画のポイントについて、いくつかご紹介します。
イベントの目的、ターゲット設定
イベントで何を達成したいのかをまず決めましょう。売上アップ、新規顧客獲得、既存顧客との関係強化など、イベントの目的を明確にすることで、そのイベントが成功であったかの評価の軸を決めることが出来ます。
また、どのような層にアピール・周知をしたいのか、年齢層、性別、趣味など、ターゲットを絞り込むことで、より効果的な企画が可能です。
イベントのテーマ設定
イベントでは顧客の興味を引くような、テーマを設定しましょう。
テーマは、季節性、トレンド性、商品特性などから決めることが出来ます。
・季節性
季節に合わせたテーマを設定することで、顧客の興味を引きつけやすくなります。
例えば、新春、バレンタイン、母の日、スポーツの日、土用の丑の日などです。
・トレンド
食・スポーツイベント・地域イベントなど、最新のトレンドを取り入れることで、話題性のあるイベントにできます。
例えば、オリンピック、地域の学校の運動会、流行りのスイーツなどです。
・商品の特性
PRしたい商品の特徴や魅力を、最大限に引き出すテーマを考えましょう。
例えば、肉を販売したい時は、家族で集まるイベントをテーマにしてもいいでしょう。
イベント内容の企画
テーマを決めたら、どういったイベントが実施できるか、具体的な企画を考えていきます。
・体験型
試食、料理教室、ワークショップなど、顧客が参加できる体験型のイベントは、記憶に残りやすく、顧客との関係性を高めることができます。
・抽選/ゲーム性
何かポイントを集めたり、アンケートに答えることで、商品が当たる抽選会に参加できるなど、ワクワクするようなゲーム性のあるイベントは、多くの顧客を対象に実施できます。スマホのみで参加できるキャンペーンなど、手軽に実施できるものもあります。
・限定商品/特典
イベント限定商品や特典を用意することで、購買意欲を高め、集客力をアップさせます。
イベントの告知・広報
イベントの実施が決まったら、店頭・店外で告知を行いましょう。
若年層に向けた告知には、SNS(instagram、Facebook、Xなど)が有効です。LINE公式アカウントを持たれていたら、LINEでも告知をしましょう。
もちろん店内POPでイベント情報を告知し、来客中の顧客にもアピールしましょう。
Google Mapに表示される「Googleビジネスプロフィール」も、店舗集客には大きな役割を果たします。
Googleビジネスプロフィールの活用については、下記の記事をご覧ください。
▶︎スーパーマーケットへのWEB集客を解説!Googleビジネスプロフィールの活用術
スーパーの店頭イベントのアイディアをご紹介
スーパーの店頭イベントのアイディアをいくつかご紹介します。
顧客情報や商品レビューを集める!抽選会に参加できる「惣菜総選挙」
惣菜売り場でのイベント実施のアイディアです。スマホから、自身の好きな惣菜に投票してもらい、そこでアンケートとして、顧客情報と商品レビューを集めます。
スマホでアンケートを送信後、抽選会に参加し、商品や割引クーポンをもらえる。
顧客情報や商品レビューは、今後の販促試作に活かせる重要な情報です。それら情報を集めるためにイベントを実施。誰もがスマホで手軽に参加できるので、コストも人手もあまりかからずに実施が可能です。
店舗内をスタンプラリー!買い廻りに繋げるスタンプラリーイベント
店内に設置されたQRコードをスマホで読み取りスタンプを集めるスタンプラリーイベント。店内を回遊させることで、商品の買い廻りに繋げます。QRコード(スタンプ)を集めるゲーム性もあり、親子で楽しめるイベントです
アプリでポイントを集めて豪華景品が当たる!ポイントアップキャンペーン
すでにポイントカードやアプリなどを持たれているスーパーでは、定期的なポイントアップキャンペーンを実施するのも良いでしょう。
また、アプリでは、顧客の購買履歴に基づいたクーポンを配信できるものありますので、よりパーソナライズされた効果的なプロモーションが可能になります。
スーパーの店頭イベントに最適なツールを使って低コスト&効率的に
スーパーの店頭イベントについて、考え方やアイディアをご紹介いたしました。
とはいえ、実際にイベントを実施するには、コストや手間などのハードルが高く感じられるスーパー様も多いでしょう。
そのようなスーパー様には、スマホを使って手軽にイベント・キャンペーンを実施できる、
丸信の「販売促進キャンペーンツール」の活用がおすすめです。
・商品レビューなどのアンケート回収
・ガチャ抽選会
・スタンプラリー
といったイベントを、スマホ一つで手軽に実施できます。
イベントの企画内容から一緒にご検討可能ですので、ご興味のあるスーパー様、小売店様、お気軽にご相談ください。
▶︎相談はこちら
この記事のライター
ショクビズ編集部
企業の主な実績
オリジナルシールの企画・作成 10,000社以上
オリジナル紙箱・化粧箱・パッケージの企画・作成 11,000製品以上