コロナ禍と戦う飲食店・納入業者必見、事業再構築補助金は早めの手続きを

公開日:2021年2月17日 最終更新日:2022年3月9日

飲食店・納入業者必見の事業再構築補助金について

申請受付は2021年4月15日スタート(4/2追記)

最大1億円が補助される大型補助金「事業再構築補助金」について、このほど公募が開始されました。

これに伴い、専用サイトやコールセンターも開設。申請受付は4月15日(木)が予定されています(最新情報は専用サイトでご確認ください)。

https://jigyou-saikouchiku.jp/

 

事業再構築補助金

第3次補正予算で「事業再構築補助金」が盛り込まれました。
これは中小企業支援を目的に創設され、補助金としては高額で6,000万~最高1億円を給付するというもの。
1兆1,485億円の予算が用意されていて、久々の大型補助金として今話題になっています。

■中小企業向け
①通常枠 100万~6,000万円(補助率2/3)
②卒業枠 6,000万~1億円 (補助率2/3) ※400社限定

■中堅企業向け
③通常枠 100万~8,000万円(補助率1/2、4,000万円超は1/3)
④グローバルV字回復枠 8,000万~1億円(補助率1/2) ※100社限定直前6か月のうち、任意の3か月の合計売上高が、コロナ以前の同3か月と比較して
10%以上減少している中小企業が対象です。

詳細な条件は、以下でご確認ください。
https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_saikoutiku/index.html

事業再構築補助金に「緊急事態宣言特別枠」追加

ここにきて、事業再構築補助金に「緊急事態宣言特別枠」が追加された模様です。
この特別枠は、今年1~3月の売上高が前年もしくは前々年と比べ30%以上減少した事業者を対象にしていて、通常枠などと比べて迅速な審査・採択が可能となります。
その代わりに、補助額の上限も500万~1,500万円と、通常枠と比べれば少額ですが、補助率も中小企業3/4、中堅企業も2/3となっており、飲食店様やその納入業者様を対象にした使い勝手の良いものになるようです。
①~④の競争率は高くなると思われ、条件に該当するのであれば、確実にこの特別枠を狙いに行くというのも選択肢の一つかと思われます。

補助金は、建物の建築・改修、設備、システム、教育、技術導入、広告宣伝、販促など幅広い経費が対象になるようですので、2月中の詳細発表から3月の公募開始に向けて、今から準備しておきたい補助金かと思います。

※申請には、経済産業省が運営する電子申請システム「jGrants(Jグランツ)」での受付になる模様です。GビズIDプライムアカウントの発行に2~3週間要する場合がありますので、補助金の申請をお考えの方は、事前のID取得が今やるべき優先事項だと思います。

「事業再構築補助金」の詳細については、こちらでもご紹介しています。
https://www.maru-sin.co.jp/news_wp/2021/02/05/306/