" 廃棄フルーツ " から健康おやつと障がい者雇用も生み出す『アップサイクル事業』で人気のグミ | ショクビズ!

" 廃棄フルーツ " から健康おやつと障がい者雇用も生み出す『アップサイクル事業』で人気のグミ

公開日:2023.11.10 更新日:2024.08.27
ライター:ショクビズ編集部

和歌山県かつらぎ町で地域課題解決につながるアップサイクル事業を展開している株式会社やまやま(猪原有紀子代表)は、幼児も安心して食べることのできる”おやつ”として、地元の果物をまるごと乾燥させた「無添加こどもグミぃ〜。」を開発、販売している。

商品開発のきっかけは、第一子長男の「イヤイヤ期」。家事と育児に疲れ果て、「5分でいいから静かにしていて!」という余裕のない気持ちから、長男が喜ぶカラフルなグミを与えていた。ある日、ふと、添加物がたくさん入っているお菓子を与えていることに罪悪感を抱くようになったという。

子どもが気に入る“カラフル”だけど、“無添加” で食べやすい大きさの甘いお菓子を買おう。そう思い、いろいろ探したものの、思ったような商品が見つからなかった。そんな中、和歌山県かつらぎ町の農家が、秋の味覚の色鮮やかな柿を大量に捨てているというニュースを見た。「食べられるのに捨ててしまうなんてもったいない!この廃棄フルーツでグミを作りたい!」と決意。住んでいた大阪から、和歌山県に移住までしたという。

熱意は、様ざまな人を巻き込み、大阪市立大学、畿央大学と共同開発しながら乾燥技術を確立し、「子どもが喜ぶ食感」を追求。SNSの呼びかけに応じてくれた子育てママ100人も一緒に、子どもが喜ぶ商品づくりを進め、4年の歳月をかけ2020年に商品化を叶えた。

食品ロスに障がい者雇用も担うSDGs

加工から発送までを和歌山を中心にした5つの障害者福祉施設へ業務委託して雇用創出にも貢献しており、

農家から出る、市場に出ない規格外フルーツや廃棄フルーツを買い取ることで食品ロスへも貢献。毎月約240kgもの廃棄フルーツが無添加グミに生まれ変わり、全国の親子の元へ届けられているという。

「無添加こどもグミぃ〜。」は果物の美味しさをそのまま凝縮したおやつ

・市場に出ず、廃棄されてしまう規格外の地元の果物を乾燥させた乾燥フルーツ。

・それぞれの果物の美味しさを感じられる大きさにカット。

・幼児期から安心して食べられる100%無添加の

・砂糖やゼラチンなど添加物を一切不使用

・食物繊維も豊富で腸内環境を整えるので親子で食べてうれしさも2倍

商品詳細は企業HPでご確認ください。

▼株式会社やまやま
https://yama2.shop-pro.jp/

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