環境に配慮した常温長期保存可能な紙パック 8月9日を「ロングライフ紙パックの日」に制定

公開日:2023年8月2日

食品加工処理と紙容器充填包装システムの世界的なリーディング・カンパニーで、紙パック業界で多くのシェアを占める日本テトラパックは、8月9日を「ロングライフ紙パックの日」と制定した。
数字の8と9の語呂合わせ「8(パッ)9(ク)」からヒントを得たもので、ロングライフ紙パックの利点をより多くの人に知ってもらい、環境に配慮した食品ロスの少ないライフスタイルを生活者に届けることを目的として制定したという。

■ロングライフ紙パックとは
環境負荷が低く、アセプティック(無菌)充填をすることで常温で長期保存が可能という特徴があり、食品ロス削減にも貢献できるもの。すでにスーパーや自動販売機、ネット通販など、私たちの身近な飲料製品に多く使われているが、認知度があまり高くないという。
「常温保存可能」といった点が最大の利点で、アセプティック技術による無菌化や特殊な容器包材の構成は、中身の食品の劣化を防ぐとともに、酸素や光を遮断して色や風味を損なわずに食品の品質を保つため、保存料を使わずに長期保存が可能だという。
冷蔵庫に保管しなくても長期保存ができるため、まとめ買いもしやすく、買い忘れ防止や、買い物回数が減ることでその分、時間を有効活用できることも利点だという。また、梅雨時の長期にわたる悪天候や猛暑、台風など、外出が難しい時のためのストック用としての活用もおすすめだという。

(例:保存目安)
・通常の要冷蔵: 未開封「チルド牛乳」の場合 → 10℃以下の環境約2~3週間
・ロングライフ紙パック:未開封の場合 → 常温でも約2~3か月保存

■再生可能な資源を使用し環境負荷が低い
原材料の70%以上が再生可能資源を使用。FSC(R)認証紙を使用するなど持続可能性にも配慮している。また、パックの形状が直方体のため、積載効率が良いことから、製品運搬の輸送トラックの台数を減らすことに繋がり、輸送にかかるエネルギーや温室効果ガスの排出量を抑えること貢献できるという。使用後は、リサイクルが可能。また、テトラパックの容器はベルマーク点数としても活用できるため、教育支援にも貢献できるとしている。

▼日本テトラパック株式会社 ロングライフ紙パックPR事務局
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