ヤマキ醸造「豆庵豆腐工房」のとうふがマヨネーズに! プラントベースのマヨ7月より全国販売開始

公開日:2023年6月29日

味噌・醤油・豆腐などの伝統食品を製造・販売するヤマキ醸造(埼玉県児玉郡神川町、木谷 善光代表)は、2022年9月より、埼玉県児玉郡神川町の本社工場に隣接する直売店で先行販売してきた、卵を使用しない「とうふのマヨ」の売れ行きが好評のことから、2023年7月より全国に向けての販売を開始するという。豆腐の消費が減少する中、従来の形を変えてとうふの新しい美味しさを知ってもらうきっかけにしたいと考えた商品。

きっかけは「もったいないをなくしたい」思い

ヤマキ醸造の運営する豆庵豆腐工房では、農薬や化学肥料の使用を控えた国産有機栽培・特別栽培大豆を使用し、伊豆大島の海精にがりと神泉の名水で寄せたとうふを製造。
「豆庵豆腐」「湧水豆腐」として直売店の他、百貨店をはじめ全国の自然食品の店舗等で販売している。
豆庵のとうふは、製造後の再加熱をしない新鮮な風味が特徴の「生とうふ」で、消費期限が6日と短く、製造余剰分は販売期間の短さから、翌日以降出荷することが出来ない。また、にがりのみで寄せたとうふは、デリケートで欠けなどの形状不良が発生しやすいため、一定数が不良品となり出荷ができず、フードロス(廃棄)となってしまう問題を抱えていたという。
欠けていてもとうふの美味しさに変わりはないため、「もったいない」という思いから、素材と製法にこだわった美味しいとうふを別の商品として生まれ変わらせることはできないかと約1年に及ぶ試行錯誤の結果、豆庵とうふのアップサイクル商品「とうふのマヨ」として誕生した。

「とうふのマヨ」は、厳選した国産有機栽培・特別栽培大豆で作る豆庵のとうふを主役に、国産の一番搾り菜種油・米酢・種子島産粗糖(精製度が低くミネラル成分が含まれた砂糖)など、使用する素材は全て国産にこだわった。食品添加物は使用せずに、素材を活かしてシンプルな原材料のみで作っているのが特徴。
一般的なマヨネーズに使われる「卵」を使用せず、植物性素材だけでマヨネーズのようなコクと旨味を実現し、軽やかな味わいのマヨネーズ風ドレッシング。
卵アレルギーや動物性食品を控えている人など、環境に優しいプラントベース食品やヴィーガン食品に関心のある方にもおすすめできる商品だという。


▼ヤマキ醸造株式会社
https://yamaki-co.com/