関屋蒲鉾株式会社(福岡県柳川市、緒方 尚美社長、屋号:柳川かまぼこ処せきや)は、「主婦による主婦のためのアイデア系冷凍商品」から、新商品【DELIちくわ】を2023年5月1日(月)に発売する。
関屋蒲鉾は、明治十五年、九州有明海に臨む福岡県柳川の地に創業した140年の老舗。
蒲鉾の最盛期は、戦後復興の高度成長期で、誰もが貧しくとも明日を夢見て力強く生きた時代だという。安価で美味しく、高い栄養価をもつ食品のひとつとして、とても重宝された食品だった。
時代の移り変わりとともに、保存技術や流通が発展し食は多様化。現代では美味しいものが溢れ、日本人の食文化はとても豊かになり、多くの食品が時代のニーズに歩調を合わせるなか、蒲鉾も進化したいと考え、女性社長が中心となって社内の料理好きや栄養士資格を持ったスタッフ、トレンドに敏感なスタッフなどが集まった「女性だけのプロジェクトチーム」を発足。家庭の食卓を支える「主婦目線」から【DELIちくわ】が誕生したという。
トッピングは全て調理済みなので、時間がない時にとても便利。
蒲鉾や竹輪は、内部から水分が脱水され外に溶け出してしまうため、冷凍には不向きとされてきたが、試行錯誤の末たどり着いたのが、-35℃の急速冷凍。作りたてのアツアツの状態を一気に凍結させるため、魚肉の繊維の崩壊を極最小限にとどめ、解凍後には出来立てのようなしなやかな粘りとふっくら感に魚の風味と味わいを残すことができたという。
ラインナップは5種類で、販売は2023年5月1日から。
▼関屋蒲鉾株式会社
https://www.sekiya-kamaboko.co.jp/