ねじの販売を行う池田金属工業株式会社(大阪府大阪市西区、武井 宏樹社長)は、酸化発色処理で青や黄、赤などに色付けしたステンレスのねじを考案。人体に有害な物質を含んでいないため、食品製造における機械に使用することで異物混入の早期発見に繋げられるねじだという。
食品製造現場における異物混入の早期発見・混入状態での出荷防止を目的とし考案されたもの。
通常、食品機械を組み立てる際は、耐食性の面からステンレスのねじを使用されることが一般的だが、緩んで脱落した際に牛乳やマヨネーズなど白っぽい食品の中に混入してしまうと見つけづらいという難点がある。実際に、ねじが混入したことに気付かないまま梱包して出荷してしまうという事も起きている。
この問題を解決するために「ステンレスの酸化発色」という特殊な表面処理で、食品衛生法をクリアする方法で色付けしたステンレスのねじを考案。ねじが食品の中に混入しても見つけやすい色にすることで、異物混入の早期発見・混入状態での出荷防止に繋がるという。
▼池田金属工業株式会社
https://www.ikekin.co.jp/