有機JAS菌床キノコメーカーの株式会社ハルカインターナショナル(岐阜県郡上市和良町、井上九州男締役会長)は、2023年春から有機JAS乾燥シイタケを「ハルカの有機JAS乾燥シイタケ」として、大手流通経由で本格販売を開始する。
ハルカ社の生シイタケは旨味、香りが強い点が消費者や流通に定評があり、乾燥シイタケも、その特性がさらに強い種苗法登録品種ハルカ19号をシイタケ種菌に活用している。
今まで、乾燥シイタケについては試行販売のみで、本格販売していなかったが、消費者庁による産地偽装解消への取り組みを受け、国産の乾燥シイタケの需要が急拡大すると判断。自社の農場敷地を拡大し、新たに乾燥シイタケ用の栽培ハウス50棟を増築し、2024年から年間50トン規模の出荷ができる体制に増強していくことにした。
乾燥シイタケ増産に向けて、岐阜県内の雑木を原料とした自社製造をしている菌床も増産に入る。
▼株式会社ハルカインターナショナル
https://www.haruka-int.jp/
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