アニマルウェルフェア対応、AIを駆使して放し飼い環境でも繁殖管理が可能に、Eco-Pork

公開日:2023年2月1日 最終更新日:2023年2月20日

養豚経営管理ツールを開発・販売するEco-Pork(東京都墨田区)は、アニマルウェルフェアを推進する養豚場向けとして、母豚が自由に動けるフリーストール環境でも発情検知や個体識別を可能にするAI技術を国内で初めて開発しました。

生物系特定産業技術研究支援センターの「令和3年度スタートアップ総合支援プログラム」の支援を受け開発され、このほど実証実験も終えました。

繁殖豚の発情管理する従来のAI技術では、柵で1頭ずつ区切って飼養する方法しかありませんでした。今回開発したAI技術では「個体識別技術」と「発情判定技術」を用いて、豚が自由に動けるフリーストール環境でも繁殖豚を管理することが可能になりました。

今後は養豚農家がアニマルウェルフェアに対応できるソリューションとして、今年度内の製品化を目指しています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000047724.html

 

アニマルウェルフェアの関連記事はこちら

アニマルウェルフェアとは?日本の食品メーカーや企業の事例、メリット・デメリットを解説