WEBで簡単に自分で作れる!JANコード・QRコードのおすすめ作成サイトをご紹介!

公開日:2020年12月28日 最終更新日:2023年4月26日

JANコードやQRコードなど、食品のラベル・パッケージに印刷する商品コードは、種類も多様化してきました。
スキャナを使って情報を読み取るためのコードの中でもQRコードは、モバイル決済(スマホ決済)に活用されるようになり、ここ数年で急激に利用頻度が上がったのではないでしょうか。
便利で簡単な商品コード。取り入れたいけれど、どうすればいいの?という方や、作成には、専用のソフトや特別な設備が必要だと思われている方も多いようです。
そこで今回は、様々なタイプのバーコードやQRコードの説明と、自分でも手軽に簡単に作ることができる「作成サイト」をご紹介します。

JANコードとQRコードの違いとは

JANコードは、一次元コード。QRコードは二次元コードで、記録できる情報量に違いがあります。
タテ・ヨコの二方向に情報を持っている二次元コードは、一次元コードのバーコードに比べ、10~100倍の情報量と言われています。
ちなみに、「QRコード」は、株式会社デンソーウェーブの登録商標で、商品名です。
正式名称は「二次元コード」、または「二次元バーコード」と言います。


※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です

バーコードとは

主に、黒いタテ線と白スペースで構成されたタテ縞模様のことを指しますが、二次元コードもバーコードです。読み取り専用の機械「コードリーダー」をかざしスキャンすることで情報が読み取れるというシステムです。

・JANコード

市販の商品などに付いている、黒いバーと白スペースで構成された縦縞模様が特徴で、数字などを表現するバーコード規格です。世界共通の商品識別番号で、「Japanese Article Number」の略で、JAN(ジャン)と読みます。
チェックデジットを含む、最大13桁の数字で国や商品、製造業者を識別できるようになっています。POSシステム(POSレジ)上で使う事が多いバーコードです。
世界共通のコードとしては、他に国際的なEANコードなどがあります。

※JANコード作成には申請などが必要です。

申請の仕方はこちら
https://shokubiz.com/maker/4144/

CODE39

JANコードと同じく、縦縞が特徴のバーコード規格のひとつ。0~9の数字、A~Zのアルファベットの大文字、-.$/+%などの記号をコード化したものです。半角スペースも対応しています。
アルファベットの使用で製品の品番を表現でき、誤読が少なくことから信頼度が高く、工業用バーコードとして国内外で多く使われています。桁数に制限はありません。

TIFコード

物流商品の標準コードです。梱包用のダンボールなどに付与されているもので、何が梱包されているのか、コードリーダーでスキャンすることでダンボールの中身を教えてくれるバーコードです。商品の仕入れ時に使うことが多く、仕分けなどの作業が効率よく進みます。
JANコードとは違い、POSレジ上で使うことはほとんどありません。

QRコードとは

タテヨコの2次元で情報を表すコード規格です。コンパクトですが、大容量のデータ格納ができることも特徴です。英字、漢字、ひらがな、カタカナなどの多言語データも格納することができるので、携帯電話でのURLの読取りや、スマホ決済、販売店や工場における在庫管理など多方面で利用されています。背景模様の影響を受けず、360度どの方向からでも安定した「高速読み取り」が可能です。
また、汚れや破損が生じても、正確に読み取れるようにコード自体がデータ復元できる機能「誤り訂正語」を含むなどの特徴もあります。

「QRコード」は商品名で、正式には二次元コードと言います。

※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

JANコード・QRコードのおすすめ作成サイト

このように、商品を流通させるためには、JANコードはかかせません。
モバイルの発展に伴いQRコードでの情報伝達、集客効果の要素も大きなものとなりました。
QRコードをパッケージやチラシなどに印刷すれば、生産者側の知ってもらいたい情報を発信できるだけでなく、消費者側が知りたい情報に繋げることも簡単にできます。

仕事の効率化に情報の発信・拡散など。コードを活用する場面は、より多くなりそうです。
下記では、情報を入力するだけで簡単にバーコードが作成できるサイトを、ご紹介させていただきます。

 

■「バーコードどころ」
https://barcode-place.azurewebsites.net/

オンライン上でバーコードの作成ができるサイトです。

JANコード(標準/短縮)、ITFコード、CODE39、NW-7、QRコード、ISBN、郵便バーコード、UPCコード(UPC-A/UPC-E)、GS1-128、GS1データバー限定型に対応しています。

簡単に作成できるだけでなく、コードの違いなどの説明もあるため、分かりやすく便利です。

 

■「QRのススメ」

https://qr.quel.jp/

QRコードを簡単に作成できるサイトです。

URLをコード変換するだけでなく、メールの件名や本文の挿入ができるものやデザイン性のあるものなど種類も豊富です。

ブログではQRコードの活用事例が記載されていますので、参考に見てみてはいかがでしょうか?

QRコード情報リンク

 

さまざまな場面で便利だと思えるバーコード。上手に使うことで情報を広げられるだけでなく、作業や業務も楽になるようです。
まずは、ご自身で作った資料やチラシに二次元コードを入れてみて、試してみてはいかがでしょうか。