CRMで顧客管理を効率化!LINE公式アカウントで始めるDX戦略とは? | ショクビズ!

CRMで顧客管理を効率化!LINE公式アカウントで始めるDX戦略とは?

公開日:2024.12.17
ライター:ショクビズ編集部

デジタル時代の顧客管理

「CRM」という言葉を聞いたことはありませんか。

「カスタマー・リレーションシップ・マネジメント」の略で、企業が顧客との関係を整理したり構築したりする手法で、顧客管理システムを指す言葉です。このマーケティング手法を重視し、運用することが現在ではもはや必須の時代になってきています。

具体的には、顧客の年齢や性別、住所や趣味嗜好や購買顧客を一括で管理し、顧客に合わせた商品紹介やキャンペーンを行ったり、顧客の要望に迅速に応えることでより満足度を高め、ファン層を構築することに貢献します。

LINE公式アカウントを窓口に、これらを簡単に低コストで導入し運用することが可能です。

CRMのメリット

主なCRMのメリットには次のようなものがあります。

①顧客情報やコミュニケーションの記録を一元管理できる
②顧客対応の漏れやミスを防ぐことができる
③担当者不在の場合でも、ほかのメンバーが顧客情報を確認して対応できる
④顧客情報をもとに販促戦略を立てたり、特定の顧客に絞り込んだコミュニケーションを行うことができる
 
つまり顧客のニーズを把握し、顧客満足度を高めて利益の最大化を見込めます

LINE公式アカウントで顧客管理

基本機能としてショップカードがあります。

LINEにはすでにショップカードという機能がありますが、これとは別のオプション機能を加えることで、より解像度の高い顧客データを取得しそのコミュニケーションの履歴全てをデータベース化することで、来店頻度や商品購買動向やターゲット分析、優良顧客から見込み客などの分類分けを行い個別のサービス(例えばギフトやバースデークーポンの発行)などを拡充することで、顧客との関係性をより濃密なものへ昇華させることを可能にします。
 
例えば、新規のお客様には次回ご利用いただけるクーポンをお届け。
ランチなどしか利用しないお客様にはハッピーアワーのお知らせ配信
常連客には限定で来店時にプチギフト進呈。など
 
ターゲット層に合わせた効果的なサービスを継続的に行うことで顧客との心理的距離を縮め、より濃密なファン層を育てていくことになります。

最も手軽なDX?

このような機能はLINEのAPI機能を用いて、LINEミニアプリとして優れた顧客管理のサービス群と連携し運用することが可能です。
さらに特筆すべきは一般的に自社オリジナルでシステム開発した場合の費用に比べて圧倒的な安価で利用できることが最大のメリットかもしれません。
 
現在普及しているサービスとしては以下のようなものが挙げられます。
 
・店外モバイルオーダー(事前注文・決済)
・店内モバイルオーダー(テーブルオーダー)
・デジタル会員証
・来店予約
・順番待ち
・マストバイキャンペーン
 
昨今のLINE公式アカウントの発展性は目を見張るものがあり、今後も新しいマーケティングサービスが開発・リリースされることでしょう。
 
身近で手軽なDXを実現できるツールとしてぜひご活用ください。

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