食品メーカーがLINEギフトに出品するメリットと人気の最新傾向、商品開発のコツ
目次
食品通販を伸ばしたいなら、LINEギフトに出品しよう!
通販に事業を行っている食品メーカーの皆様、これから始めたいと思われている皆様にも耳寄りな情報です!
最近、皆さんの周りで「LINEギフト」を利用している人が増えていると感じませんか?
実はその通りで、LINEギフトは急速に普及し、2023年5月時点で「LINEギフト」を贈った、もしくはもらった経験があるユニークユーザー数は3000万人を超えています。この驚異的な市場成長は、食品メーカーにとって新たなビジネスチャンスになるということです!
LINEギフトの利用シーンは幅広く、日常のちょっとしたお礼から誕生日プレゼント、季節の贈り物など、さまざまな場面で活用されています。サービス開始当初、LINEギフトはスターバックスのクーポンやコンビニコーヒーなど手軽な商品というイメージが強かったのですが、現在ではスイーツ、お肉や干物、スープセットなど、多種多様な商品がラインナップされ、販売数も伸びています。一般的な通販の売れ筋商品が、今やLINEギフトで取り扱われ、注目度も高まっているのです。特に食品はLINEギフトと親和性が高く、多くのユーザーに利用されています。
LINEギフトへの出品方法や注意点については以下の記事でまとめています。
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LINEギフトの特徴と食品メーカーがLINEギフトに参入するメリット
LINEギフトの特徴
・住所を知らなくてもLINEの友達に贈れる
・プレゼントしたい当日に贈ることができる
・相手の好きなタイミングでプレゼントが受け取れる
・多様なデザインのデジタルメッセージカードを添えられる
LINEギフトの最大の特徴が、相手の住所を知らなくてもギフトを贈れることです。普段からお世話になっている方に感謝の気持ちを伝えたい場合、LINEギフトを利用すれば、住所を知らなくても簡単にプレゼントすることができます。受け取り側は、LINEから通知があり、自分の住所を入力するだけで済むため、互いに手間がかからず、プライバシーも守られます。
さらに、LINEギフトはプレゼントを贈るメッセージを送信したその時がプレゼントを送った時点とされるので、思い立ってその日のうちにプレゼントを贈れる点も魅力で、これ、実は店側にも大きなメリットがあります。
例えば、通常の通販では、父の日などのイベント当日の直前に注文が集中しますが、LINEギフトでは当日が注文のピークとなり、発送業務のピークがイベント後にずれ込みます。これにより、オペレーション側の「忙しさの分散」が可能となるのです。これまで発送オペレーションのキャパシティで拡販を断念していた通販経験者のメーカーさんにも、これは大きなメリットです。
また利用ユーザーも年々増加しており、これまでの顧客層と異なる消費者にアプローチできるのも大きなビジネスチャンスです。
LINEギフトは初期費用やランニングコストがかからず、販売手数料だけで始められるため、「通販をこれから始めたいけど初期投資が難しい」と感じているメーカーさんにもおすすめです。
LINEギフトでの人気商品の最新傾向
■引用元:LINEギフト HPより引用( https://linegift.line.me/business/column/column002/ )
2023年度に贈られた配送ギフトの総合ランキングTOP10を見ると、1位は不動の人気を誇るルタオの「ドゥーブルフロマージュ」。次いで、肉のいとうの「杜の都仙台名物 肉厚牛たん 300g」、アンジェweb shopの「究極のプレミアムビール&贅沢トリュフポテト」が続いています。
▲1位 ルタオ ドゥーブルフロマージュ | ▲杜の都仙台名物 肉厚牛タン | ▲究極のプレミアムビール&贅沢トリュフポテト |
(画像引用元 左から:LeTAO 小樽洋菓子本舗ルタオ/かたい信用やわらかい肉 肉のいとう/アンジェ web shop)
トップ10には、チーズケーキ・チョコレート・クッキーなどのスイーツが5商品、牛タン・スープセットのグルメが2商品、ビールが2商品、ビューティーが1商品ランクインしています。
▲大手メーカーのスイーツギフトのほか、イベントに合わせた商品企画のランクインも目立つ
■引用元:LINEギフト HPより引用( https://linegift.line.me/business/column/column002/ )
季節のイベント別に人気商品を見てみると、「バレンタイン」ではチョコレートが上位を占め、モロゾフやリンツなど定番のチョコレート専門店の商品が人気を集めました。「ホワイトデー」ではケーキやプリン、「母の日」にはお母さんがもらって嬉しいスイーツ・グルメ・お花が支持を集め、「父の日」にはビールとお肉がよく贈られています。「クリスマス」にはスイーツだけでなくヘアブラシやハンドクリームなどのビューティー商品も人気でした。
このように、様々な記念日や年中行事においてもLINEギフトは多く活用されています。
例えば、「新春ギフト」では人気スイーツを中心に「国産野菜の具だくさんスープセット」など寒い季節にぴったりな商品がランクインしています。
2月2日の「猫の日」には、猫にちなんだスイーツやアイマスク、猫用おやつで人気のCIAOちゅ〜るなど、幅広い商品が人気。「ひな祭り」にはカタログギフトを中心としたベビー商品、「ハロウィン」には限定スイーツが上位ランキングを占めました。
「敬老の日」にはお茶漬け・焼き栗モンブラン・鰻・フルーツサンドなどが贈られ、「いい夫婦の日」には夫婦で楽しめる焼肉セットや夫婦箸、自宅で使えるランドリー商品が人気を集めました。記念日によって贈られる人気ギフトに特徴が表れています。
手軽に贈れるLINEギフトだからこそ、イベントにあった商品アイテムや「プレゼントしたい」という消費者の気持ち(購入動機)に寄り添った商品企画のものが人気を博しているようです。
LINEギフトの食品の商品開発のコツ
食品はLINEギフトとして非常に親和性が高いアイテムです。美味しいものを贈ることは、相手に喜んでもらえる確率が高いため、LINEギフトにおいても人気があります。
とくに、特別なラッピングや限定商品など、贈り手の購買意欲を高めるための工夫が施されているものは人気です。実際の利用シーンを想像しやすい魅力的な商品写真の掲載も重要な要素です。
食品メーカーは、こうした視覚的な要素を最大限に活用して、商品の魅力を伝えることがヒットを生み出すポイントです。
では、具体的にどのようにして食品メーカーがLINEギフトを活用して通販の売り上げを伸ばすかについて考えてみましょう。
まず、LINEギフトの中で特に重要なのは、季節ごとのイベントや特別なシチュエーションに合わせた商品展開です。母の日やお中元、クリスマスなど、年間を通してギフト需要が高まる時期に、特別なパッケージや限定ラッピングを施した商品を提供することは非常に効果的です。
また、商品の魅力を伝えるために、写真の撮り方にも工夫が必要です。食べた時のおいしさをイメージできるシズル感のある写真や、もらった相手の喜ぶシーンが想像できる写真が購買意欲を刺激します。
さらに、LINEギフト限定の商品や誕生日仕様の特別な商品を設定することで、他の商品との差別化を図ることができます。例えば、「お誕生日エディション」の商品は通常版と比べて約7.7倍の売り上げを達成した例もあります。
以上のポイントを踏まえて商品開発に取り組むと、LINEギフトでヒット商品を生み出すチャンスが広がるかもしれません!
LINEギフトに出品して、食品ECとは違ったニーズにアプローチしませんか
▲母の日特別仕様のバスクチーズケーキ | ▲メッセージラベルを添えた干物ギフトセット |
丸信では、LINEギフトの活用方法や、多数の食品を出品した中で得た反応の良い商品の情報提供を行っています。また、ギフトイベントに合わせたパッケージ資材の提案、商品の魅力を最大限に引き出す商品写真のスタジオ撮影なども可能です。
▲社内にキッチンスタジオを完備!
▲シズル感のある商品撮影が可能です!
またLINEギフト出品と合わせてLINE公式アカウントを開設し、LINEギフトへの集客を図っていくのもおすすめです。丸信はLINE公式アカウントの正規代理店です。公式アカウント開設にご興味がある方はお気軽にご相談ください。
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LINEギフトは低コストで始められる上、今まで以上に多くの顧客にリーチして売り上げを伸ばすチャンスがあります。特に、食品メーカーはその親和性の高さから、LINEギフト参入に秘められた可能性は無限大です。
この記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひお気軽に丸信へお問い合わせください。
LINEギフトを通じて、新しいビジネスチャンスを一緒に見つけましょう。
この記事のライター
ショクビズ編集部
企業の主な実績
オリジナルシールの企画・作成 10,000社以上
オリジナル紙箱・化粧箱・パッケージの企画・作成 11,000製品以上